国王神社

Vga
アクセス
  • 306-0631
  • 茨城県坂東市岩井948
紹介

「国王神社縁起」及び「元享釈書」によると、将門最後の合戦の時、三女は奥州恵日寺に逃れ、出家して如蔵尼と称しました。将門の死後33年目に郷里に戻り、この地に庵を結び、森の中から霊木を見つけ、一刀三拝して父将門の像を刻み、小祠を建てて安置し、将門大明神と号して祀られました。
御神体の像は、寄木造座像で高さ2尺寸の衣冠束帯姿で、右手に笏を持っています。像の表情を見ると、目は吊り上り、口は八の字に結び、怒りの形相を表わし、武人の気迫が全身にみなぎっている印象を受けます。
彫刻で注目されるのは、本殿向拝に用いる蟇股のつなぎ馬です。江戸期の将門芝居につなぎ馬の紋所が描かれるのは、この彫刻に由来するようです。将門軍の最大の武器は馬と鉄といわれ、騎馬合戦を最も得意としていました。しかし、乱は終わり、平和な時世には騎馬は不用と馬をつなぎ置き、再び合戦に用いない証明として彫られたものと伝えています。
なお、社殿と将門座像は、県の重要文化財に指定されています。